りそなホールディングスが2015年4月から、りそな銀行と埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行のグループ3行内で、休日や祝日も含めて24時間いつでも、インターネットバンキングやATMを使った振り込みを、即日決済にする方向で検討していることが2014年10月27日にわかった。大手銀行では初めてで、顧客の利便性を高める。インターネットを通じた送金や通信販売の利用者が増えて振り込みの需要が拡大していることに対応する。
現在は振り込みで即日決済するには平日9時~15時に振り込む必要がある。夜間や休日に振り込むと、決済は翌営業日となるなど利用者には制約が多かった。
りそなHDは、「たとえば金曜日の15時以降に資金を振り込んだ場合、現行は翌週の月曜日でなければ(資金を)受け取れませんでしたが、それが土曜日に資金移動できているので、受取先もすぐに現金化できます」と説明する。
他行向けの振り込みは相手のシステム対応があるため、現行どおりとなる。