プロバイダーに事実無根の書き込みの削除と、発信者情報の開示を要求
男性は「拉致被害者を救う会」と「日本会議」の山口長門支部長を務めている。14年8月3日にフジテレビで放送された「新報道2001」にも登場し、山口県で行われた特定失踪者問題調査会による現地調査についてコメントもしている。保守的な論調には自信を持っているかにも見えたが、謝罪文では、
「(転載元のブログの)驚愕の内容の為に配信をしたのですが、如何に他人様の記事を転載したにしても、 著しく名誉を傷つけた事実には弁解の余地がございません。真に申し訳なく深くお詫び申し上げます」
と平謝りだ。
アグネスさんをめぐっては、10月12日の「新報道2001」で、中国政府寄りの発言をしているもかかわらず中国国籍ではないことが明らかになり「安全地帯から発言をしている」などと批判が殺到したばかり。アグネスさんはブログで、
「引き続き、他のプロバイダーにも、事実無根の書き込みの削除と、発信者情報の開示をお願いしています」
「肖像権や著作権の侵害をはじめ、誹謗中傷や、デマを流し、無責任な文章の書き込みを止めない人物には、今後も徹底して責任を追求し続けて行きます」
と宣言しており、プロバイダーからの問い合わせを受ける人が続出するのは確実だ。書き込みをした人は、法的に争うか、書き込みを削除して謝罪するかを迫られることになる。