日本を訪れた外国人旅行者の数は、2014年9月は109万9000人で前年同月より26.8%も多かったと、日本政府観光局が10月22日に明らかにした。これは、1964年に調査を始めて以来、9月における過去最高となった。
国・地域別でみると、中国が57.6%増の24万6100人と最多だった。2位は台湾、3位は韓国だった。観光客が増えたのは、円安になっていることや、格安航空会社の就航などが原因とみられている。政府観光局では、年間1200万人台になる可能性が大きいとしており、過去最多記録になる見通しだ。