松島氏は「柄があり、骨もあるということですから、明らかにビラではありません」
ただ、10年12月14日には、ツイッター利用者が
「学校で人気ですよ!!夏休みみんなうちわ使ってました(笑)」
と話しかけてきたのに対して、蓮舫氏は
「本当ですか?!ありがとうございます!」
と返信している。このため、蓮舫氏が「ビラ」がうちわだと認識していたのではないかと疑う声も出ており、グレーゾーンは残っているようだ。
なお、「『ウチワにも使える』穴あきビラを考案した」とされるのが、選挙プランナーの三浦博史さんだ。三浦さんによると、うちわ状の「穴あきビラ」と「うちわ」には明確な違いがあるらしく、10月9日付のブログで
「法定ビラ(あるいは政治活動ビラ:この場合はサイズの制限はありません)には縦・横の制限はあっても、厚さの制限も穴を開けてはいけないという規定もないので、たまたま、丸型で、多少厚みがあり、穴が空いていて、指を入れられる、ということで公選法をクリアしているわけです」
と「穴あきビラ」が合法だと説明。確かに、ネットで上がっている「うちわ」は単なる円形の厚紙で穴が開いているものが多い。これに対して、松島氏は「アウト」なのだそうだ。
「マスコミ報道によると松島大臣の『それ』は柄があり、骨もあるということですから、明らかにビラではありません」
「私もこうしたことでは散々選管の『ご指導』を受けていますので十分注意しています」