バッシング受け「『仙台市』という組織をdisったのだが」
利用開始まではIC乗車券をタッチしても反応しない。だが、夏野さんはこの改札機を見て「すでにICカード対応にしているので、Suica互換にするコストはかなり小さい」(本人ツイートより)と考え、その上でSuicaに対応させていない仙台市を「ダサすぎる」と評するに至ったとみられる。
IC乗車券推進室によると、IC乗車券への対応を求める利用者からの声は以前からあり検討していたが、2015年の東西線開業に伴い、改札機の更新が決まったという。この計画の中で、南北線については2013年度に導入することになっていたが、東日本大震災の影響で今年度にずれ込んだそうだ。なお、2016年春からはSuicaも利用できるようになると発表している。
10月21日には夏野さんもこの辺の事情を把握したようで「仙台市地下鉄のICカードサービスの利用開始は12/6、Suicaの利用開始は再来年の春だそうです」とツイートしている。
それでもバッシングはまだ収まらないらしく「地下鉄を運営する交通局が属する『仙台市』という組織をdisったのだが」と投稿。仙台市の人々や土地を批判したわけではないことを暗に釈明した。
ちなみに、夏野さんが「Suica」関連の話題で注目を集めたのは今回が初めてではない。今年2月、JR秋葉原駅ホームにある「ミルクスタンド」でSuicaが利用できないことについて「速やかに撤去し業者入れ替えよ。それとも何かの利権か?」とツイートした。加えて現金は持ち歩かないことにしていると表明したため、「何様のつもりだ」「現金を全く持ち歩いていない事を棚に上げ、店が全て悪い様な言い方をしている」などと批判された。