銀行や信金、金利1%上昇で7.6兆円の評価損

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   日本銀行は、国内の金利がすべての年限で1%上昇した場合、金融機関が保有する債券の評価額が7.6兆円減ると試算した。2014年10月17日、金融システムの現状などをまとめた金融システムレポートで明らかにした。試算は大手銀行と地域銀行、信用金庫の合計。銀行などが国債の売却に動いたことで、2013年3月末の8.6兆円から1兆円も減った。

   金利が2%上昇した場合、評価損は13.4兆円に膨らむが、金融機関の自己資本比率は十分な状態が維持されており、深刻な影響は出ないと分析している。

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