ミグ21や23、イラン・イラク戦争や湾岸戦争で実戦に投入
ミグ21と23は、運用開始がそれぞれ1959年、1967年と比較的古い機種だが、いずれも現役だ。中東地域に限っても、イラン・イラク戦争や湾岸戦争で実戦に投入されている。
イスラム国をめぐっては、米軍8月8日からイラクでの空爆を開始し、9月からはシリアにも範囲を拡大。10月15日には一連の作戦を「確固たる決意」と名付け、周辺国と連携しながらイスラム国の壊滅を目指す姿勢を鮮明にしたばかり。だが、米軍側は地上戦に投入できる戦力に乏しく、長期戦は必至とみられていた。この状況でイスラム国側の戦闘機導入が明らかになったことで、さらに苦しい戦いを迫られそうだ。