「湘南」は一体どこからどこまでか 平塚や大磯、湯河原はニセ湘南?

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調査では「茅ヶ崎~葉山」が最多

さまざまな「湘南」の定義をまとめた地図(Jタウンネット編集部作成)
さまざまな「湘南」の定義をまとめた地図(Jタウンネット編集部作成)

   Jタウンネットでは、「湘南の範囲はどこまでだと思いますか?」と題したウェブアンケートを行った。16日までに3074の応募があったが、県が宣言した「湯河原~三浦」を支持したのはわずかに4%。「三浦が湘南のわけないだろ」「いやー、小田原は湘南じゃないっしょ」と反応は厳しい。一応、小田原は自動車も「湘南ナンバー」なのだが......。

   対して最も支持を集めたのは、茅ヶ崎から藤沢、鎌倉、逗子、葉山の範囲を湘南とする「茅ヶ崎~葉山」の35%だ。これに西側の平塚、大磯を加えた「大磯~葉山」が26%で続く。

   中でも、茅ヶ崎・藤沢エリアは、投票者中92%が「湘南」と認めた。「湘南は逗子、葉山、鎌倉まででしょう。某グループが湘南と言い張っていますが、茅ヶ崎は湘南じゃないでしょう」と言い張る反対派もいるが、ここをひとまず湘南のコアとしていいだろう。

   平塚、大磯あたりに来ると、湘南としての認知率は半数を割って48%まで落ちる。特に平塚は、「平塚はなんちゃって湘南」「平塚は微妙なところ」などとひどい言われようだ。なお、大磯など相模湾沿い西部には「西湘」という呼び方もあり、「西湘ブランドで推せば良い」との声も目立つ。

   逗子・葉山は66%。明治時代には「湘南」といえば逗子あたりを指したが、その中心は藤沢・茅ヶ崎に移ったようだ。また逗子は湘南と認めるにしても、「葉山は海あるけどサーファーがいるぞくるぞって感じではあまりない」ので湘南ではない、との説もあった。

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