情報・人材サービス大手のリクルートホールディングス(HD)が2014年10月16日、東京証券取引所第1部に株式を上場した。初値は、公募・売り出し価格より70円高い3170円。初値から算出した時価総額は約1兆8196億円となり、今年最大の上場となった。
新株発行や公募売り出しなどで約1000億円を調達する。リクルートHDは、不動産情報の「SUUMO」や就職情報の「リクナビ」などの人材メディア事業が収益をけん引。今回の資金調達で、M&A(企業の合併・買収)や海外展開を加速させる。
同社は2012年に持ち株会社となる。14年3月期の連結売上高は1兆1915億円と、過去最高を記録している。