アパレル大手の三陽商会は2014年10月15日、2015年秋冬から国内で展開する新ライセンスブランド「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」の試作モデルを公開した。2015年春夏でライセンス契約が切れる英バーバリーの後継ブランドと位置づけ、2018年の売上高200億円を目指す。
三陽商会は今年2月に英マッキントッシュと5年間のライセンス契約を結んだ。2007年秋冬から手がけているライセンスブランド「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」は30~40代の男女がターゲットだが、今回スタートする「ロンドン」は45歳前後の男女が対象となる。
報道によると、主力商品は12~14万円のコート。国内の自社工場で縫製するなどインポートに引けを取らない高品質な商品を販売する。なお、英マッキントッシュの「顔」である防水布「マッキントッシュクロス」を使ったコートは本国から輸入する。現在、百貨店内などで展開しているバーバリーの売り場のうち200店舗を「マッキントッシュ ロンドン」を切り替えるという。