大久保氏の楽天監督最有力報道にファンから反発も ネットでは「反対署名」運動も始まる

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

オーナーや球団社長にツイッターで直訴も

   署名サイトでは明示されていないが、大久保氏のコーチ時代の指導方法がファンから問題視されたとみられる。西武ライオンズの2軍打撃コーチを務めていた2010年、選手への暴力行為などを理由に、球団から解雇処分。事態は不服を申し立てた大久保氏が損害賠償を求める訴訟騒ぎにまで発展した。14年2月、2軍キャンプ中には守備練習中の選手が脱水症状で病院に搬送。球団からは適切な水分補給を怠ったとして口頭で注意を受けた。

   いずれも期待の若手選手が関係したことから、大久保氏の指導に疑問を持つファンが出たようだ。

   もちろん西武退団後、楽天以外の複数の球団からコーチ就任依頼があったという報道があり、現場では指導法に高い評価も受けている。また、デーブ大久保の名前でタレント活動をしていた時期は明るいキャラクターでお茶の間の人気を集めた。

   しかし、署名活動以外でも氏の就任に反対する声は根強い。球団公式ツイッターに「抗議の意味を込めて来年は行きません」という応援ボイコットの声が寄せられている。また、立花社長や三木谷オーナーのツイッターには「ファンの声も聞いて欲しいです」「これからも応援したいので、どうか考え直してください」と直訴する人もいるようだ。

   ネット以外のファンの声も厳しい。9月に地元紙・河北新報が楽天Koboスタジアムと2軍球場の利府町中央公園野球場のファン100人を対象に、星野監督の後任は誰がいいかを聞いたアンケートでは、1位はヤクルトの監督を務めた古田敦也氏で42票。大久保氏は、楽天から中日ドラゴンズへ移籍してキャリアを終えた山崎武司氏と並ぶ2位タイとはいえ、得票は9票にとどまった。

1 2
姉妹サイト