宮城県警仙台中央署は2014年10月8日、銃刀法違反容疑で東北大学工学部(仙台市青葉区)の学生(20)を現行犯逮捕した。
東北大広報課によると、学生は8日午後1時ごろ、東北大学青葉山キャンパスの工学部の講義受講中にナイフを手に持って教壇にいる教員に歩み寄り、刃先を自分に向けて「刺してくれ」と訴えたという。けが人は出ていないという。
仙台中央署によると、「110番通報」は無く、報道機関からの情報提供やインターネットの書きこみなどで事件を把握したという。
スポーツニッポンの報道によると、事件当時は男性教授が学生を説得して別室に誘導、そこでほかの教員らが落ち着くよう話し掛けていたという。学生は容疑を認め、「自殺したかった」などと供述しているという。