ファミリーレストランの「ガスト」や「バーミヤン」などを展開する、すかいらーくが2014年10月9日、東京証券取引所第1部に上場した。2006年にマネジメント・バイアウト(MBO=経営陣が参加する企業買収)で上場を廃止して以来、8年ぶりの再上場となる。初値は、公募・売り出し(公開)価格と同じ1200円を付けた。
初値に基づく時価総額は約2300億円で、外食業界では最大の日本マクドナルドホールディングス(約3500億円)に次ぐ規模となる。上場で新たに約413万株を発行し、約50億円を調達。来年度の新規出店計画に充てる。
すかいらーくは「ガスト」や「バーミヤン」などを国内で約3000店、中国や台湾で約40か店を展開する。一時は競争の激化で業績が悪化。米投資ファンドの傘下で再建を進めていた。