大リーグヤンキースの田中将大投手(25)がアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のファン=モノノフを引退したのではないかとの憶測がインターネット上で広がっている。
根拠とされているのは、田中投手のツイッターのプロフィール欄だ。このほど記述が更新され、「モノノフ」という文言がすっかり消えてしまった。
モノノフ消えて「アイドルが好きです」に
田中投手といえば単にファンを公言しているだけでなく、登板時の登場曲に彼女たちの曲を選んだり、ももクロのイメージカラーをあしらったグローブを練習時に使ったりと、モノノフであることを積極的に打ち出してきた。
メンバーともテレビ番組などで何度か共演しており、試合中とは打って変わった緩みっぱなしの表情が視聴者を驚かせたことも。2014年8月には大ブームとなったチャリティ運動「アイス・バケツ・チャレンジ」で、ももクロ全員を次の挑戦者に指名していた。
ツイッターのプロフィール欄では「田中将大です」のすぐ後に、堂々と「モノノフ」の4文字を書いていたほどだった。
ところがこのプロフィール欄は10月7日までに書き換えられ、同時に「モノノフ」が消えてしまった。「ニューヨークヤンキースの田中将大です」という一文の次には「アイドルが好きです」と書かれているのだ。もちろん「アイドル」にはももクロも含まれているのだろうが、単独指名からトーンダウンしたと受け取られたようだ。2ちゃんねるには「卒業」と捉えたスレッドが立った。
この「モノノフ」外しに注目したのは、当のモノノフたちだけではかった。プロフィール欄の変更が話題となったのと時を同じくして、田中投手はツイッターで「モーニング娘。'14」のニューヨーク公演に行ってきたことを報告していたのだ。
妻の影響でアイドル好きに
「彼女達の単独でのLIVEは2012年以来でしたが、相変わらずのスキルの高さに圧倒されてしまいました!!!!!!めちゃくちゃ楽しかったです」(10月6日ツイート)
と興奮気味に感想を綴っていたこともあり、モー娘。ファンらは2ちゃんねるの関連スレッドに
「マー君は我が軍」「マー君そろそろハロヲタと名乗ってもいいんだよ」「マー君晴れて自由になれたか めでたいめでたい」
などと、モノノフへの皮肉を込めた歓迎の書き込みをいくつも投稿していた。
とはいえ、モノノフ卒業は早計と見る声も少なくない。田中投手はもともと、妻である里田まいさんの影響でアイドルが好きになったと、「SKE48」松井玲奈さんとの対談の中で明かしている。現在はももクロ推しが目立つものの、きっかけは「モーニング娘。」だったとも告白しており、AKB48やNMB48の公演にも足を運んだことがあるそうだ。
プロフィール欄を書き換えた理由は不明だが、純粋に「アイドルが好き」ということは確かなのだろう。インターネット上でも
「この人そもそもはDD(編注:だれでも大好き)もいいとこだし」「モノノフを取ったからってももクロファンやめたは短絡的すぎだろ」「たぶんももクロヲタばっかり強調されるのも面倒なぐらい、広くアイドル好きなんだな」
と冷静なコメントが目立っている。