前代未聞、「アッキー軽トラック」登場 女性の視線で開発に参加、PRも

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「農業女子プロジェクト」は安倍政権の成長戦略の一環

   農水省の「農業女子プロジェクト」は安倍政権の成長戦略の一環として、2013年11月にスタート。農業に従事する女性の目線で、ダイハツのほか、井関農機、三越伊勢丹ホールディングス、東急ハンズ、コーセー、日本サブウェイなど、様々な業種の企業とコラボレーションを進めている。自動車メーカーでは唯一、ダイハツが「農業女子の視点も取り入れた次世代トラックの企画・開発」に取り組んできた。

   新型ハイゼットトラックは、乗り降りしやすくするなど使い勝手にこだわった。運転席の床をこれまでより4センチ低くし、ドアを広く開くようにした。日焼け防止のため、紫外線と赤外線を遮る窓ガラスや、運転席で身だしなみを整えるバニティミラーをオプションで付けることもできる。

   ハイゼットトラックは1960年のデビュー以来、累計生産が398万台を超えるロングセラーで、農水産業はじめ、建設業、運送業など幅広い分野で活躍している。富士重工業がスバルサンバーの自主開発をやめた結果、国内の軽トラックはハイゼットのほか、スズキのキャリイ、ホンダのアクティの3車となった。この中でハイゼットは2010年から2013年まで4年連続で国内軽トラックの販売台数でトップとなっている。ライバルのスズキとホンダはどんな反撃にでるか?

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