「もし私が内田篤人の顔であれば...」 岡崎慎司の「自虐発言」にファンが反応

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   ドイツのプロサッカー一部リーグ、ブンデスリーガで大活躍中のサッカー日本代表、岡崎慎司選手(28)、得点王の呼び名も高いが、日本ではその活躍ぶりと比べるとあまり報道されていない。

    岡崎選手はドイツのメディアのインタビューに対し、日本では自分が活躍しても大きな見出しが新聞に踊ることはなく、「もし私が内田(篤人選手)の顔だったら、違ったはずなのになぁ」などと自虐的な発言をしていて、日本のファンの同情を誘っている。

日本のゲルト・ミュラーと讃えられるほどドイツで大活躍

   サッカーチーム・マインツのFW岡崎選手は2014年9月23日のフランクフルト戦で、今季リーグ5戦で5点目を挙げた。前々節から3戦連続ゴールという大活躍だ。 ドイツのメディアは活躍を讃えて、ドイツサッカー界の英雄ゲルト・ミュラーのようだと表現した。

   ドイツの有力紙「BILD(ビルト)」の「スポーツ・ビルト」は岡崎選手のインタビューを掲載した。9月30日の電子版には「日本のゲルト・ミュラー、最高です」という大きな見出しと、「点取り屋」と自ら書いたボードを持って微笑む写真を掲載した。インタビュアーから、試合では礼儀正しく紳士的な典型的日本人として好感度が高いが、ことゴールを狙うときに魅せる瞬発力は素晴らしく、このままいけば得点王も狙える位置にある、などと絶賛された。

   しかしミュラーと比較されるのは光栄だが、彼は自分より数段高い位置にいるし、得点王になれるとしたら素晴らしい事だが、そうなるために自分にプレッシャーをかけることはない、などとあくまで控え目な受け答えに終始した。

   「日本での人気も凄いでしょう。ドイツで活躍する日本の選手の中では一番かな?」 と質問されるとこう答えた。

「私の場合は決勝ゴールを決めた時でも、日本の新聞は大きな見出しを掲載しませんでした。内田が復帰したり、本田(圭佑選手)がゴールしたときは大きかったんです。私が推測するに日本のスーパースターになれない理由は(泥臭い)フットボール・スタイルのためです」

   さらに続けて、

「内田と長谷部(誠選手)は独身でルックスがいい。 したがってこの2人はとても人気があるんです。もしも私に内田の顔が付いていたとしたら、私は新聞でより大きく、かつたくさんの見出しで紹介されるでしょう。そして日本の選手で最も人気があって最高のブンデスリーガプレーヤーは、香川(真司選手)です」

などと笑って答えている。そして、自分が欲しいのは人気ではないし、現状で満足している、とした。

姉妹サイト