「事態を極めて重く受け止め、警察の捜査に全面的に協力」
ホームページシステムの社長(39)は2014年9月30日、公然わいせつほう助の疑いでこの日に警察による家宅捜索を受けたことを会社のサイト上で報告した。このような事態になったことを謝罪するとともに、事態を極めて重く受け止め、警察の捜査に全面的に協力するとしている。
報道によると、今回の家宅捜索では、会社や社長宅ばかりでなく、FC2の創業者とされる日本人の男性(41)やその弟(38)の自宅も対象になった。そして、京都府警などは創業者らの立件も視野に入れているとされている。
サンデー毎日の13年11月24日号の記事によると、創業者男性とその弟はそれぞれ、米FC2とホームページシステムのオーナーだとされる。記事では、2人の父親にインタビューしており、FC2の名は、父親が大阪で経営するフラワーショップの頭文字を取り、その2代目の意味で付けたという。
創業者は、幼いころからIT技術に才能を発揮しており、アメリカの大学を出てすぐにFC2を設立し、飛躍的にサービスを成長させた。米ロサンゼルスに住んでいるとフェイスブックで明かしているが、1ヘクタールも敷地がある豪邸だという。東京・六本木にも家賃月240万円のマンションを借りており、1年のうち3か月ぐらいは日本に来ている。弟も、大阪市内で月100万円近いマンションに住んでいるそうだ。
これがどこまで事実かは不明だが、創業者らは、FC2の運営に最も深く関わっているとみられることから、もし立件されれば、FC2の今後に大きく影響しそうだ。10月1日夕現在で、「FC2動画アダルト」などのサイトは「健在」だ。