「アンチ・フェイスブック」SNSの人気急上昇 成功は難しいとの見方も

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   新興の交流サイト(SNS)「Ello」が、世界最大のSNS「フェイスブック」にアンチテーゼを突き付けているとして話題となっている。AFP通信が2014年9月30日に報じたところによると、Elloの人気は「フェイスブックユーザーの不満の受け皿を狙ったともみえる単純なメッセージ」と紹介。すなわち、フェイスブックのように広告は掲載せず、利用者の個人データの収集や販売もしない点が支持を集めているそうだ。利用者数を限定するため「招待制」を採用するElloだが、人気の高まりとともに「招待」の申請数が急増。また「招待」の枠がオークションサイトで高値で販売されているほどの過熱ぶりだ。

   一方で米ワイヤード日本語版は10月1日付記事で、Elloがフェイスブックに取って代わるとは思えないとしている。広告を載せない原則に関して、SNSが高速で信頼できるサービスを提供し続けるには開発や管理コストが伴い、当然ながら資金繰りを考えねばならないと指摘。Elloが掲げる理念は「非常に高いハードル」で、「これでは非現実的だし、プロジェクトは失敗に終わるだろう」と厳しい見方をしている。

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