日本コカ・コーラ、アサヒ飲料、サントリーも対応に工夫凝らす
日本コカ・コーラは今夏、豆や焙煎、抽出方法を工夫し、「従来品よりおいしい」と謳う新商品を「ジョージア ヨーロピアン」シリーズから新発売。アサヒ飲料は「ワンダ」シリーズのうち、高級豆を使った「金の無糖」で、不満を訴える購入者の一部に購入相当額を戻す異例のキャンペーンを実施した。逆に、サントリー食品インターナショナルはセブン&アイやファミリーマートと共同開発した商品を展開するなど、コンビニとの関係強化で売り上げ増を狙う。
最近の日本マクドナルドの苦戦は「いれたてコーヒー」効果などでコンビニに顧客が奪われたことが一因とされる。大手回転ずしチェーン「くらコーポレーション」も本格派マシーンを使ったコーヒーの販売を始めるなど、コンビニの「いれたてコーヒー」は幅広い業界に影響を及ぼしており、コーヒーでは今後もさまざまな動きが生じそうだ。