レンガの積み方の秘密見破った「TOKIO」 東京湾第二海堡で発揮した凄まじい「実力」

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   第一次産業アイドル、日本一人気のある農家などと呼ばれているジャニーズのアイドルグループ「TOKIO」が進化し続けている。

   東京湾に浮かぶ無人島の第二海堡を訪れたメンバーは、軍事要塞を建てる際に使われたレンガを見て「この積み方は日本式ではない」と建設学者のように分析し始めた。福島のDASH村などで農業や開墾といった肉体労働がメインだったが、とうとう応用や研究する段階まで進んだというのだ。

「日本はしないですよね。もともと」

   2014年9月28日に放送された日本テレビ系「鉄腕!DASH」ではテレビ番組としては初めて、第二海堡への上陸と撮影が許可された。第二海堡はもともと外国の海からの侵略を防ぐため125年前の明治22年に着工した軍事要塞。TOKIOメンバーは砲台などが外され廃墟となった要塞を見て回った。リーダーの城島茂さん(43)が目を付けたのは砲台を建てるため内部に使われているレンガだった。

「レンガも使っているんだ...」

と興味深く覗き込んだ後に発した次の言葉が視聴者を驚かせた。

「レンガの小さいのと大きいのを積むやり方、日本はしないですよね。もともと」

   長方形の長い部分と短い部分を交互に置いて組み立てている。これは「イギリス積み」というやり方だという説明が入ると、

「当時の明治政府とイギリス政府の関係性も見えるって事ですよね。レール(鉄道)もイギリス式を採用していたりするんで」

と薀蓄を披露。山口達也さん(42)が、

「島(DASH島)で使えるなぁ。このレンガ、頂いていってもよろしいですか?」

とおねだりをしていた。この放送を見た視聴者は、

「レンガの積み方まで語れるアイドルTOKIO」
「TOKIO山口氏 欲しいものはレンガww」

などといったつぶやきがツイッターに出た。

   なぜにTOKIOはレンガに詳しく、興味を示すのかといえば、かつてDASH村で一からレンガを作った経験があるからだ。里山の赤土を捏ねることから始め、耐火レンガを完成させるために1300度で丸3日間レンガを焼き、それで登り窯を作ったりもしていた。そうした経験と知識がさらなる高みに登らせているといった感想も出た。

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