故・児玉清に思いを馳せる感動シーンが台無し
ネット上には放送直後から
「ふぅふぅしちゃダメでしょ!」
「御線香を口で消すという暴挙」
「キムタクが線香の火を口で消してて二度見してしまった」
「なんであんな行為をそのまま放送するんかな」
といった声が相次ぎ寄せられた。
久利生は茶髪にTシャツ、ジーパン姿の破天荒な検事という設定であり、線香を吹き消すのは演出との見方も出ているが、それでも、
「容姿、言葉遣いは型破りで良いけど作法を破ってはいけないと思う」
「わざと演出としてやる意味無いし常識を知らないスタッフが作ってるんだろうなって思われても仕方ない」
と視聴者は手厳しい。
墓の下で眠っている鍋島は、久利生が検事を目指すきっかけとなった沼田検事の同期であり、久利生の一番の理解者だった。何よりも前作で鍋島を演じていたのは2011年5月に亡くなった児玉清さん。鍋島に思いを馳せる久利生の姿はファンの涙を誘うものとなるはずだっただけに、後味の悪さを残してしまった。