大阪駅前騒然、少年写った写真が空から大量に 謎の事件は「撮り鉄同士」のトラブルだった

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撮影場所での割り込みにイライラ

   インターネット上では、被害者と同じく撮り鉄同士のトラブルとみる声に加え、優先席に大股で座って携帯をいじっていることや、隠し撮りされていると勘違いした犯人が隠し撮りし返して晒したなどと、さまざまな憶測が広がっていた。

   発生から3日後の22日になり、真相が明らかになった。大阪府曽根崎署の署員が現場近くにいた少年2人に事情を聞いたところ、ばらまいたことを認めたという。曽根崎署によると19日21時6分、駅ビル「ノースゲートビルディング」近くに路上に写真がばらまかれていると110番があり、署員が落ちていた写真を回収した。少年は16歳と17歳で、被害者と同じ「撮り鉄」だった。調べに対し、「(被害者は)ふだんから撮影場所に割り込みなどをして態度が悪かった。面白半分、いたずら半分でやった」などと話しているという。ばら撒いた写真は400枚だった。

   また、少年2人は近くの家電量販店で写真の印画紙600枚とUSB3点などを盗んだことも認めているという。

   犯人判明のニュースに対し、被害者はツイッターで「大阪駅の写真の身柄確保されたみたい」「よかった」などとコメントしている。(22日15時一部追記)

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