大阪駅前騒然、少年写った写真が空から大量に 謎の事件は「撮り鉄同士」のトラブルだった

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   JR大阪駅一帯が騒然となる出来事が2014年9月19日夜にあった。多くの人が行き交う駅近くで、とある少年の写真が大量にばら撒かれたのだ。

   空から降ってきた謎の写真に通行人は驚き、インターネット上で報告する人も相次いだ。

被害者も動揺「助けて、死にたい」「もう無理や」

「JR大阪駅でめっちゃ写真何百枚ってまかれてた!!」
「大阪駅にて 3枚の写真がお空から大量に降ってきたで お金かと思って近寄ったら写真だった」

   目撃情報などをまとめると、写真がばら撒かれたのは9月19日金曜日の21時ごろ。会社帰りのサラリーマンや商業施設「ルクア」の買い物客など多くの人が行き交う中、突然大量の写真が降ってきた。写真は3種類で、いずれも同じ短髪の少年が写っている。

   少年は電車の優先席に座っているが、手元の携帯電話か何かに集中しているのか、撮影されていることに気付いていないようだ。首からは大きなカメラをさげ、足元には大きなスポーツバッグを置いている。

   目撃者たちの報告により、インターネット上でも「すげーこわい 漫画みたいだ」「私怨じゃん これはひどい」などと注目を集めた。

   被害者本人も数時間以内に気が付いたようで、ツイッターに「俺の写真が大阪駅にばらまかれてる。 助けて、死にたい」「もう無理や」などと投稿した。被害者は列車を撮影するのが趣味の「撮り鉄」。ばら撒いた人物の意図は不明だったが、撮影中のトラブルが原因と見たようで、一時は「病んでます。もう撮り鉄やめるしかない」「さよなら電車、撮り鉄引退します」と複雑な心境を吐露していた。

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