「一晩で1000人強姦」「死体かどうか脇腹を蹴って判断」 南京事件で残虐強調する授業に、中学校が謝罪

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   仙台市の市立中学校で2014年7月、社会科の50代の男性教諭が日中戦争時に起きた南京事件について、不適切な内容の授業を行っていたことが分かった。

   「日本軍が1000人の女性を強姦した」「死体かどうかは蹴って判断した」など、日本軍が行ったとする行為の残虐な部分を強調した不確かな内容だ。生徒の保護者から抗議を受け、学校は謝罪していた。

教室内のごみ箱を蹴る演出も

不確かな資料を配布して授業が...(画像はイメージ)
不確かな資料を配布して授業が...(画像はイメージ)

   中学校から報告を受けた市の教育委員会によると、授業が行われたのは3年生の社会科の授業だ。近現代史について説明をする中で、日本軍による虐殺や強姦行為を強調して南京事件を解説したという。「死体かどうかは脇腹を蹴って判断した」と話し、教室内のごみ箱を蹴る演出も行った。

   男性教諭は教科書とは別に、独自に準備した資料を配布して授業を進めた。事件当時のアメリカでの報道や日記などを引用したもので、「200人の男性が処刑された」「一晩で1000人の女性が強姦された」など真偽が不確かな内容が書かれていた。

   同様の授業は担当する各クラスで行われ、生徒から授業の内容を知らされた保護者から問い合わせがあり、学校側が把握。同校は3年生の保護者会で「不適切な内容の授業があった」と謝罪した。

   男性教諭には指導要領に沿った授業を行うよう指導がされており、すでに受け入れているという。教員歴約30年だが、今回のような内容の授業を行ったのは初めてだという。

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