錦織圭の一押しアーティストは「ヌジャベス」 音楽ファン驚き「一気に親近感」

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   全米オープンテニス男子シングルスで日本人史上初の準優勝を飾った錦織圭選手(24)が情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)のインタビューの中で答えた「好きな1曲」が大きな注目を集めている。

   錦織選手が選んだのはDJ兼トラックメーカー「Nujabes」(ヌジャベス)の代表曲「Luv(sic)Part4」だった。一般的な知名度は高くないものの一部からは絶大な人気を誇るアーティストとあり、Nujabesファンからは驚きの声が上がっている。

「『Luv(sic)』っていうラップ調の曲」

ジャガー記者発表会に登場した錦織選手(2014年9月17日撮影)
ジャガー記者発表会に登場した錦織選手(2014年9月17日撮影)

   錦織選手は2014年9月17日、英高級自動車メーカー「ジャガー・ランドローバー・ジャパン」の新アンバサダーとして、都内で開かれた会見に登場。18日の「ZIP!」では会見後に同番組司会者の桝太一アナが行ったインタビューの様子を放送した。

   世界各地の試合に出るため、毎週のように長時間・長距離移動をしなければならない錦織選手にとって音楽は必須だ。インタビューの中で「(移動中)音楽は常に聞いています」と話すと、桝アナから同番組恒例の「モチアル曲」の質問が飛んだ。「モチアル曲」とは「持ち歩いている曲」のことで、これまでさまざまな有名人がお気に入りの1曲を紹介している。

   すると錦織選手は

「ぼくの好きなのは『Nujabes』(ヌジャベス)っていう、もう亡くなられた方なんですけど、ラップの曲が結構好きです。(特に好きなのは)『Luv(sic)』(ラブシック)っていうラップ調の曲です。(聞いて)気持ちを高めたりリラックスしたりしています」

と答えた。番組では実際に「Luv(sic)Part4」がBGMとして流れ、「Nujabes」の解説もなされた。

   「Nujabes」はDJ兼トラックメーカーとして活躍した日本人アーティストで、2010年に交通事故にあい、36歳という若さで亡くなった。ジャズやヒップホップをベースにしたメロディアスな楽曲は国内外から高い評価を受け、死後には追悼イベントも複数回行われた。

   錦織選手お気に入りの「Luv(sic)」はラッパーの「shing02」(シンゴツー)とともに手がけた「Nujabes」の代表作の一つとなっているシリーズ。番組で流れた「Part4」は没後にリリースされたものだ。

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