東京都議会の超党派でつくる「男女共同参画社会推進議員連盟」の総会が2014年9月16日に開かれ、会長に就任した自民党の野島善司都議が終了後、今年6月に起きた女性都議へのヤジ問題について記者団にコメントした。
野島都議は「平場なら『結婚したらどうだ』という話は僕だっていいます」と話した。平場について聞かれると「全くプライベートな場」などと説明。「議会におけるヤジは(議会の会議規則に)『私生活を論評してはいけない』と書いてある」とも話し、議場という公の場で発言があったことが問題だったとの見方を示した。
都議会では6月、一般質問の場でみんなの党の塩村文夏都議に対し、鈴木章浩都議が「早く結婚した方がいいんじゃないか」とセクハラとも受け取れるヤジを飛ばして波紋を広げた。これを受け、同議連は約5年半ぶりに活動を再開した。
報道によると野島都議は17日、都議会自民党の総会で「平場なら『結婚したらどうだ』という話は僕だっていいます」という発言について、「不適切な発言だった」として謝罪した。都議会自民党の村上英子幹事長が報道陣に明らかにした。(17日15時55分追記)