「よこはま・たそがれ」「ブランデーグラス」などの作詞で知られる作詞家で直木賞作家の山口洋子さんが2014年9月6日に呼吸不全のため東京都内の病院で死去したことがわかった。77歳だった。12年暮れごろから体調を崩し13年1月には誤嚥(ごえん)性肺炎で入院し、それから入退院を繰り返していた。葬儀は近親者で済ませていて後日お別れの会を後日行う予定。
山口さんは高校を中退後に1957年に東映ニューフェース4期生として女優デビューし、19歳で東京・銀座に高級クラブ「姫」を開業し成功させる傍ら68年ごろから作詞活動を開始した。小説も執筆し1985年に「演歌の虫」「老梅」で直木賞を受賞した。