厚生労働省は2013年の人口動態統計の確定数を、14年9月11日に発表した。出生数は前年より7415人少ない102万9816人となり、過去最少を更新した。出生数の減少は3年連続。出産する世代と重なる15~49歳の女性人口が2591万4000人と、前年に比べて0.8%減少したためとみられる。合計特殊出生率は1.43と、6月の発表から変更はなかった。
死亡数は1万2077人多い126万8436人。高齢化で死亡数が増加している。出生数から死亡数を差し引いた自然減は23万8620人となり、人口減少が続いている。