とくダネ!が「声優のアイコ」の「性」を深掘り 上半身裸映像も堂々放送に視聴者「流す必要ある?」

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   「声優のアイコ」事件の初公判が2014年9月10日にあったことを受け、翌日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)は昏睡強盗罪の罪に問われた神いっき被告(30)の「性」について公判内容とともに詳しく紹介した。

   神被告は性同一性障害をカミングアウトしており、身体は女性だが性自認は男性だという。番組ではそうした面を掘り下げる中で、神被告が出演した映像作品を持ち出して上半身がほぼ裸になっているシーンを放送した。

「胸のふくらみはなく、外見は男性のようだ」と紹介

   「声優のアイコ」によるものとみられる昏睡強盗事件は2012年6月以降、都内で十数件起きていた。警視庁は4月2日に公開調査に乗り出し、7月7日に神いっき被告(当時は容疑者)が逮捕された。

   警視庁が公開した防犯カメラの映像に映っていた「アイコ」は、ヒョウ柄の帽子をかぶり、ロングヘアーをいじるアヒル口の女性だった。しかし逮捕された神被告は短髪でボーイッシュな外見。その後の報道で、神被告の戸籍は女性だが普段は男性として生活していたことが明らかにされた。

   東京地裁で行われた初公判でも、検察側からそうした点が言及されたという。冒頭陳述では、神被告が普段は男性として生活していたこと、犯行時にはロングヘアーのカツラをかぶって女性ものの服を着て男性に声をかけたことが指摘されたと報じられている。

   神被告は自身のブログで性同一性障害をカミングアウトしていた。身体は女性だが性自認は男性、いわゆる「FtM(フィメール・トゥ・メール)」のケースで、Facebookの性別は「男性」。恋愛対象は「女性」としていた。

   そうした複雑な事件背景について11日放送の「とくダネ!」が詳しく紹介した。ネット上で公開されていた写真や動画を交えながら神被告の「性」にスポットライトを当てた。その中で神被告が男性として出演した2012年の自主制作映画「代引き」も取り上げ、実際の映像も一部流した。

   狭く散らかった部屋で数人の男性が眠っているシーンでは、パンツとTシャツだけをまとった神被告も映っていた。大の字になって眠る上半身裸の男性の上に重なるカットではTシャツの袖を通しておらず、上半身はほぼ裸の状態だ。乳首も露わになったほっそりとした上半身が映しだされる中、「胸のふくらみはなく、外見は男性のようだ」とのナレーションが入った。

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