サッカー日本代表でゴールキーパーの川島永嗣選手(31)の結婚発表は、大きな失望と落胆を熱狂的ファンの一部に与えてしまったようだ。
結婚が発表されると「なぜ女が結婚相手?」「俺たちの川島が・・・・」「裏切られた」などといった声が挙がり、オネエタレントのクリス松村さんも「失恋」したことをブログに綴った。どうしてそんな反応が起きたのか。
ゲイ向け下着通販サイトが写真を掲載してから変わった
川島選手は2014年9月10日にブログで、
「本日、かねてからお付き合いさせていただいていた彼女と入籍いたしました。彼女には海外でチャレンジしてきた時間の中でも特に厳しい時期を支えてもらい、これまで自分勝手に生きてきた人生を、これからは喜びも哀しみも苦難も、すべての瞬間を二人の人生として共有していきたいと思いました」
と結婚を報告した。スポーツ紙などによれば相手の女性は27歳で日本とコロンビアのハーフの一般人なのだという。川島選手は似顔絵を描いて報道陣に披露したが、実は試合中に日本サポーターの席にカメラが向けられた際に凄い美女が映っていたと話題になったことがあり、まさにそれが川島選手の奥さんだったとして現在ネットでその画像が閲覧されている。
結婚を祝福する声は多く挙がっているのだが、川島選手に関しては複雑な空気が漂っている。結婚するとは思わなかった、とか、結婚して欲しくなかった、というものまである。理由はホモやゲイと呼ばれる同性愛者に大人気で、また、こうしたことをネタに架空の物語を作って楽しんでいるファンが多数いたからだ。
川島選手がそうした存在になったのは10年のサッカーW杯南アフリカ大会の日本―オランダ戦(日本時間6月19日)後の10年6月25日、英語圏のゲイ向け下着通販サイト「アンダーウエアクリック」が、フロントページに「ちょっと悲しそうな」川島選手の写真が掲載してからだ。無断掲載と思われるが、マッチョで短髪の川島選手の写真が世界のゲイたちにアピールしたようで、ゲイの心を掴んだ、と話題になった。
川島選手も同性愛者であってほしいという願望も生まれ、話に尾ひれが付き、川島選手は10年からベルギーのチームに移籍しているがそれはベルギーで同性婚が認められているからだ、などと主張するファンも現れた。