新党名ようやく「維新の党」に決まったが... 支持率「0%」、「次の選挙で終了」か

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   新党名を巡ってもめていた日本維新の会と結いの党が、ようやく「維新の党」の名でスタートすることで合意した。しかし、勢力争いをしている場合ではないようなのだ。

   「もう『あ党』でも『い党』でも『う党』でもなんでもいい」。報道によると、日本維新の会の橋下徹代表は2014年9月9日、記者団を前にこう不満をぶちまけた。

橋下徹氏は、新党名が決まらずいら立っていた

まとめられるのか
まとめられるのか

   結いの党と合流後の新党名がなかなか決まらないことに、いら立ちを抑えられなかったのだ。

   新党名については、7月ごろに「日本維新の会・結いの党」という案が出ていたという。しかし、維新の会の松井一郎幹事長が「『三菱東京UFJ銀行』みたい」と苦言を呈し、国民により広く認知されているとして「維新」の名前を残すことを主張した。

   これに対し、結いの党では、「イメージチェンジにはならない」と難色を示す声が相次ぎ、維新の会との協議が難航した。9月7日の新党準備会では、橋下氏と結いの党の江田憲司代表らが話し合って、「維新」の名前を含む党名にすることで折り合った。ところが、9日の国会議員協議では、維新の会が「維新の会」「日本維新の党」の2案を出したのに対し、結いの党が「代わり映えしない」などと反発して物別れに終わった。

   そんな状況に橋下氏はブチ切れたわけだが、江田氏も会見で「ガラス細工の上に成り立っている合意だ。一点が崩れれば全部崩れる」と反論した。こうしたことから、新党結成自体が破談になる可能性が出てきたとも報じられた。

   新党名を巡る争いに、ネット上では、冷ややかな声がほとんどだった。「はしも党で良いよ。どうせ、次の選挙で終了だから...」「すぐに消えてなくなる党の名前なんて確かに何でもいい」「めんどくせえ、別れちまえ」といったものだ。

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