「嵐」新アルバムで小室哲哉が注目の的に ファンがタイトル「デジタリアン」に大喜び

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   ジャニーズのアイドルグループ「嵐」の13枚目となるニュー・アルバム「THE DIGITALIAN」が2014年10月22日に発売が決まり、ファンが歓喜の声を挙げる中、がぜん注目を集めることになったのがミュージシャンの小室哲哉さん(55) なのだという。

   実はこの「DIGITALIAN(デジタリアン)」というのは小室さんの造語で、25年前からアルバムのタイトルや、ラジオ番組名などで使っている「代名詞」だからだ。ファンは25年前のアルバムを取り出し「超名盤だ!」など再び聞き惚れている。

「当時オリコン1位も獲得した超名盤のタイトルの一部」

   小室さんがアルバムCD「Digitalian is eating breakfast(デジタリアン・イズ・イーティング・ブレックファスト)」をリリースしたのは1989年12月9日。同名のタイトルは11年、12年、13年と連続で出している。また、12年10月からはJFN系列でラジオ番組「小室哲哉 Radio Digitalian」のパーソナリティーを務めている。「デジタリアン」というのは、菜食のライフスタイル「Vegetarian (ベジタリアン)」からヒントを得た造語のようで、一般的には「デジタル音楽主義」と理解されている。小室さんは当時コンピューターミュージックと呼ばれたデジタルサウンドをJ-POPに取り入れた先駆者的存在だった。この言葉を作った89年当時は所属する音楽ユニット「TM NETWORK」を大ブレークさせ、国内外の映画やミュージカルのテーマ曲を作るなどプロデューサーとして開花していく時期になっていた。

   今回、「嵐」のニューアルバムのタイトルを知った小室ファンたちは、

「『デジタリアン』は25年前に小室哲哉による造語で、当時オリコン1位も獲得した超名盤のタイトルの一部」

などと大喜びし、生まれて初めて買ったCDアルバムはこれだった、とか、知らなかった人は絶対に聞いてみるべきだ、などと盛り上がり、これを機会に「デジタリアン」という言葉が広まって定着し、小室さんのこれまでの偉業が改めて評価されることに繋がればいいと考えている人もいる。ツイッターでは、「嵐」を応援している人の元に、

「嵐ファンの皆様・・・DIGITALIANは25年前に小室哲哉が作った言葉ですからね・・・。間違っても嵐が作った新語じゃないですからね・・・」

などといったリプライが届けられている。

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