女優の江角マキコさん(47)が世間を騒がせている。当時のマネージャーに命じ、元プロ野球選手の長嶋一茂さん(48)宅に落書きをさせたと報じられたことで、非難が相次いでいるのだ。
これまで口を閉ざしていた江角さんだったが、ようやく弁明のブログを更新した。しかし全てをマネージャーになすりつけるような言い分に、「納得できない」という声が多数上がっている。
「元マネージャーはうつ病っぽくコントロールがきかない」
江角さんと長嶋さんの問題を報じたのは、「週刊文春」2014年9月4日号だ。
記事によると、江角さんと長嶋さんの妻は子供を同じ幼稚園、学校に通わせていて、元々仲が良かったが、何らかのトラブルがあって疎遠になった。長嶋さんの妻周辺には「結束力の固い保護者」グループがあり、江角さんが孤立する形になったという。
そして12年12月30日、長嶋さんの家の壁やガレージに「バカ」「アホ」「バカ息子」などと書かれているのが見つかった。江角さんが14年3月に個人事務所に移籍するまで所属していた研音で、江角さんのマネージャーを務めていた男性の仕業というのだ。
男性は江角さんから指示を受け、ペンキやスプレーで落書きをし、後日江角さんから10万円程度の金銭を受け取った、と書かれている。
週刊文春は江角さんに突撃取材を試みているが、何も語られず。しかし江角さんの母親から、「男性はうつ病っぽくて、コントロールがきかないところがある」「江角さんは指示していないと言っている」とのコメントを得たそうだ。
「勝手に落書きなんてする?」「責任逃れだ」非難ごうごう
週刊文春の発売後、江角さんは昼の生放送番組「バイキング」(フジテレビ系)の火曜レギュラーとして、14年9月2日、9日に出演したが、報道について言及せず、ブログの更新も8月27日で止まっていて、「このまま逃げるつもりか」などと言われていた。
しかし生放送終了後の9月9日夜、ついに「皆様へのご報告」というタイトルのブログで騒動を弁明した。
「私自身、週刊誌でこの件を初めて知った次第で、その後、元マネージャーから私に対し、このような事態をおこして迷惑をかけたとして謝罪の連絡がありました。しかし、立場上、私の責任も重く感じ、長嶋様には心から申し訳なく思っております。なお、先の報道内容を受けて長嶋様や学校関係者各位にこれ以上のご迷惑をお掛けしないよう、また、現在も心療内科で治療中の元マネージャーや私の子供たちへの配慮もあり、詳しいご説明を差し控えさせていただくと共に、ご説明が遅れたことを重ねてお詫び申し上げます」
江角さんの弁明を信じれば、自身はこの問題に関わっておらず、心の調子を崩している元マネージャーが全てやったことと読み取れる。
この騒動の真相はまだはっきりしないが、江角さんの説明が遅れたこと、「詳しいご説明を控える」という点などに不信感を持った人は多そうだ。
ネット上では、「いくら精神を病んでいても無関係の騒動で勝手に落書きなんてするのだろうか...」「精神を病んだマネージャーが勝手にやったこと、みたいに見える。責任逃れのように見えた」「ふてぶてしいね。マネージャーの心の病気のせいにしている。詫びるフリして詫びて無い」などと書き込まれている。