都には1600件超える相談が
訪れた人の多くが感染している代々木公園では、立ち入り禁止措置やイベントの中止、イベントを開催する場合にも主催者が虫よけスプレーなどを用意して行うといった対策を講じてきた。新宿中央公園では一部入園規制、外濠公園と明治神宮外苑では蚊の駆除作業を行ったほか、代々木公園から約1キロ離れた新宿御苑(東京・新宿区、渋谷区)も念のため閉鎖し蚊の捕獲調査を行っている。
都心では熱心な対策が取られているが、今回いわば「ノーマーク」の土地で感染者が発生してしまった。ネット上では、「とうとう千葉まで広がってしまったのか」「日本全国どこでもデング熱に感染する可能性がある」「もうこれコンビニ行くにも虫除けスプレーな感じ?」といった声が上がっている。
都が8月28日に設置した相談電話(03-5320-4179)には、9月8日までで1665件もの相談が寄せられ、不安の高まりを感じさせる。