マクドナルド「妖怪ウォッチ」「アイカツ!」で起死回生? 各地から「ありえんくらいの行列」報告続々

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株価は前日比92円高に

   マクドナルドは今年7月、取引先だった「上海福喜食品」が使用期限切れの鶏肉を使用していたことを受けて中国製チキン商品の販売を中止し、仕入れ先をタイに切り替えた。その後も、商品の加工国・原産国の情報公開を始めたり、品質管理のQ&Aサイトを開設したりと信頼回復に努めているが、一度失った信頼を取り戻すのは容易なことではない。

「あの事件以来マック行ってない」
「前は美味しく食べられたのに、食べた瞬間あの映像(青カビと床のナゲット)が頭に浮かび、美味しくいただけませんでした」

といった声は今でも根強くある。

   そんなマクドナルドにとって、ハッピーセットの好調は久しぶりの明るい話題となった。インターネット上でも話題になり、その影響もあるのか9月8日の株価は前日(5日)比92円高の2646円となった。

   とはいえハッピーセットの魅力は「おまけ」であるおもちゃ。復活の起爆剤となる可能性はあるのか。

   同社は7月29日、「現段階で影響を合理的に見積もることができない」として2014年12月期通期業績予想を急きょ「未定」に。7月の既存店売上高は前年同月比で17.4%減となり、客数や客単価も落ち込んでいだ。ここ数日の間に8月の月次セールスレポートが発表される予定とあり、注目が集まっている。

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