マレーシア航空「死ぬ前にやりたいこと」キャンペーン 不謹慎と批判で取り下げ

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   マレーシア航空が実施していた「My Ultimate Bucket List」と名付けられたキャンペーンが、批判を浴びて取り下げられたと複数の海外メディアが2014年9月8日までに報じた。豪州とニュージーランドの利用客拡大を狙って無料航空券などが当たるとしていたが、キャンペーン名の「Bucket List」、すわわち「死ぬ前にやりたいことリスト」という部分に厳しい指摘が集まったとみられる。

   2014年3月、乗客239人を乗せたマレーシア航空370便が飛行中にこつ然と姿を消し、半年たった現在も消息不明のまま。7月には、オランダからマレーシアに向かっていた同17便がウクライナ東部で墜落し、多数の犠牲者を出した。撃墜された可能性があるが、ウクライナ側と親ロシア派の戦闘が続いている同地域をなぜ飛行ルートとしたのか、会社に対する批判が高まっている。こうした悲惨な事故が続いていただけに、「死ぬ前」という表現をつかった点がインターネット上で「無神経、不謹慎」と非難されたようだ。

   英「メールオンライン」や米「ハフィントンポスト」によると、マレーシア航空が開設していたキャンペーン用サイトのリンク先は既に切れている。一方で、キャンペーン自体は名称を変更して続行しているようだ。

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