秋田女性県議がバラ撒いた「中傷文」 赤文字で「人を呪わば」「人を殺さば」…

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「個人的な問題で、党は関係がないという立場です」

   実はこだま議員、13年6月にも自身のホームページで別の議員に対する激しい誹謗中傷をしたとして議会運営委員会から注意を受けているという。自分と敵対する議員に対してはかなり厳しい態度で臨む人のようなのだ。ではなぜ「呪いの中傷文」のようなものを流したのか。共同通信が14年9月3日に配信した記事ではその理由を、

「自分の長年の思いを仲間に送ったつもり。政治家として間違ったことは何もしていない」「政治に命を懸けていて、許さないという思いを強調するためにやった」

と語っていると書いている。

   秋田県議会は14年9月5日に開いた本会議でこだま議員の問題を議題にあげた。秋田県議会によると、こだま議員は「議会の審議にご迷惑をおかけした」と謝罪し、予算特別委員会副委員長の辞任を申し出てそれが受理された。議会としてはこの辞任でこの問題は終了することにしたそうだ。

   他にもっと重要な議案があり、こうした問題に時間を割いている暇はないし、中傷文は沼谷議員を名指ししたものだからこだま議員と沼谷議員の2人で解決すべきだ、と議員の多くが主張したからだという。民主党秋田県連に話を聞いてみたところ、

「党としては沼谷議員の個人的な問題と捉えていまして、党は関係がないという立場です」

とあまりよくわからない回答が返ってきた。

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