50代男性はなぜ収容犬を殴り殺したのか 相性が悪く、積もり積もった感情が出て…

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普段は動物に対して優しく接していた

   男性は4年近く同センターで業務を担当し、普段は動物に対して優しく接していたが、その犬とは「相性が悪かった」という。ケージから移し替えるのを犬が嫌がるので、ゆるめに装着した皮の手袋を噛ませ気を引き、抱きかかえているときに手を噛まれた。

   犯行に及んだ理由をセンター所長は、

「皮の手袋をしていたのでけがはありませんでしたが、これまでの積もり積もった感情もあって、興奮してしまったということのようです」
「ミニチュアダックスは歯が尖っているので、噛まれどころによっては強い力で押されて痛いということはあるかもしれません」

と説明する。

   犯行に使われたのはケージの組み立てに使う金属製の支柱で、サイズは長さ62センチ、直径1センチだった。男性は「とんでもないことをした」といった反省の言葉を述べているという。

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