新潮は広告スペースの9割が朝日批判
1週間前は掲載を拒否した文春・新潮の広告も、一部を黒塗りにして掲載。新潮は広告のスペースの9割を朝日批判に費やし、短い記事を数本まとめた「ワイド特集」も「朝日は昇らず」と名付けた。
多数ある朝日関連の見出しで黒塗りされたのは、、
「『日中友好の碑』を『対立の碑』に変質させて懲りない『売国ご注進』」
「もう一つの火薬庫『吉田調書』『誤報』で朝日はもはや生き残れない」
の2本。それぞれ「売国」「誤報」の表現が黒塗りにされた。
文春の広告では、「朝日新聞の断末魔」と題して、スペースの約6割を朝日批判にあてた。そのうち、
「美人秘書と中国不正出張していた 若宮啓文元前主筆」
という見出しの「不正」の部分が黒塗りされた。
池上コラムの非掲載については、社内外から厳しい批判が出ていたが、今回の公開された内容をもとに、どのような経緯でこれが非掲載になったのか、判断がおかしかったのでは、など現首脳部にさらなる説明を求める動きも出てきそうだ。また、池上氏の「遅きに失した」「お詫びがない」などという指摘に対し、今後、朝日がどう対応するのかも問われることになりそうだ。