「AKBは華がない」「ももクロはあんな商法しない」 モノノフ飯島参与の発言で物議

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   飯島勲氏(68)といえば、小泉純一郎氏の初当選時から議員秘書を務め、小泉氏を内閣総理大臣まで押し上げた立役者の一人として知られている。現在は第2次安倍内閣の内閣官房参与を務めている。

   「政界のやり手」というイメージが強い飯島氏だが、実はアイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」の大ファン、通称「モノノフ」でもある。このほどももクロの百田夏菜子さん(20)との対談がネットで公開されたのだが、飯島氏の「AKBを貶めてももクロを持ち上げる」ような発言が、両者のファンの間で物議を醸している。

川上マネが「いやいやAKBさんは凄いです」とフォロー

飯島氏も熱を上げるももいろクローバーZ(14年7月撮影)
飯島氏も熱を上げるももいろクローバーZ(14年7月撮影)

   飯島氏は元々孫がももクロファンで、2013年2月に行われたももクロのイベントに出演したのが交流の始まりだ。13年4月放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)でももクロについて取り上げた際には自身の知識や熱い愛情を語り、すっかり「モノノフ化」したとファンの間で話題になっていた。

   14年6月9日発売の雑誌「プレジデント」には、百田さんとももクロマネージャーの川上アキラさんの「官邸訪問記」として、首相官邸で飯島氏と3人で行われた対談が掲載された。

   基本的に飯島氏がももクロを絶賛する内容だったのだが、その中で 

「アイドルはプライベートまで含めて隠すのが普通でしょう。それをももクロは全部見せるところがすごい。AKBなんかだと、ちょっとボーイフレンドだかなんだかわからない男性と会って写真を撮られて大騒ぎになっている。でも、ももクロはそんなことをしないし、たとえ彼氏ができたとしても、ファンは認めてくれるんじゃないかな」
「昨年、ももクロに来てもらった総理主催の『桜を見る会』に今年はAKBのメンバーが来てたけど、全然話題にならなかったでしょ。政治家たちも、ももクロのときは近くに寄ろうとして大変だったけど、今年はあまり元気がなかった。週刊誌にも『(AKBは)華がない』と書かれてたけど、やっぱり、ももクロだと気分が盛り上がるよね」
「AKBと比較するのは何だけど、握手券のためにCDを20枚、30枚と買うのはどうかと思う。あれで困っている家庭も相当あるのではないか。ももクロは、そういうことはしない」

と、AKB48を貶めてももクロを持ち上げるような発言がいくつかあった。川上さんが「いやいや、AKBさんはやっぱり凄いです」とフォローを入れているほどだ。

   ちなみに14年の「桜を見る会」に出席したのはAKBではなく福岡・博多のHKTだった。握手会も12年3月発売のシングル「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」までは行っていたので、飯島氏の認識には少し誤りがある。

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