盲導犬に対する虐待は珍しくない 蹴飛ばされ、唾かけられ、チューインガム貼る…

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ラブラドールは「痛みに対する耐性が比較的高い犬種」

   衝撃的な事件のため大々的にとりあげられたが、盲導犬に対する虐待は珍しくはないようだ。8月31日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」に今回被害に遭った男性が出演し、

「オスカーの場合は、蹴飛ばされるとか唾かけられるとかチューインガムをペタってぬられたりとか、そういうのは日常茶飯事。まあ月1、2回あります。うちの犬だけじゃないですよ。それは他の利用者さんもそうですけど普通にやられますよ」

と話した。

   日本補助犬協会も「大きな傷を負わされるケースは稀」としながらも、傘でたたくまねをしたり、わざとしっぽを踏んだりといった事例は数多くあるという見解を出している。ラブラドールは「痛みに対する耐性が比較的高い犬種」であるため、「今回の事例では、盲導犬が声を出さなかった」と見ている。模倣犯の出現を危惧し、

「未然に防ぐためには、このような行為は絶対に認めないと言う社会の意思と、見守る目が必要となります。周囲の目があれば、それが抑止力となります。是非、皆様の見守る目をお貸しください」

と訴えている。

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