2014年8月30日から31日にかけて、北朝鮮の平壌でプロレス大会「平壌国際プロレストーナメント」が開かれた。アントニオ猪木参院議員が理事長を務めるNPO法人「スポーツ平和交流協会」と北朝鮮側の団体が共催し、日本でも有名なボブ・サップさんらが熱戦を繰り広げた。主催者発表によると両日とも会場の体育館は1万5000人以上の観客で満員となった。
朝鮮中央通信によると、30日の開幕式で猪木氏は
「長い間閉ざされていた日朝関係のドアが開き、両国が『近くて遠い国』ではなく『近くて近い国』になることを期待する」
とあいさつした。
同日、猪木氏は金永南(キム・ヨンナム)・最高人民会議常任委員長と会談し、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記への贈り物を託した。