有名大学の学生が応募
気になるのは、実働3日の仕事だが、具体的にはIT企業、ベンチャー企業など中小のオフィスワークが中心という。これらの中小企業の中には「スキルや能力があれば週3日でも採用したい」と考えているところが多いという。もちろん契約社員やアルバイトとして働くことになるが、その仕事が気に入れば、将来的に正社員を目指す道もあるという。
ビースタイルによると、9月2日スタートの説明会は当初予定の定員80人に対して約360人の応募があり、人気は上々という。平均年齢は23.5歳で男女比は男性67%、女性33%。新卒が60%、既卒は40%という。大学別には東大・京大・一橋大など国公立が10.8%、早慶・上智・ICUが10.1%、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)が14.2%を占める。「比較的有名な大学の若者が多く集まっており、芸術や音楽活動をしている者、バックパッカーとして世界を放浪した経験がある者、起業準備中、アイドル見習い、元研究者など多様な若者が集まっている」という。
「ゆるい就職」は説明会を経て、マッチングが成立すれば11月ごろから働くことになるという。果たして数年後、このサービスを利用して働いた若者の間から、芸術家やプロスポーツ選手、起業家などクリエイティブな人材が生まれるのか、今から楽しみだ。