AKB新曲「心のプラカード」、「恋チュン」超えず 初日CD売上で指原、まゆゆに大勝利

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   AKB48の第6回選抜総選挙で1位になった渡辺麻友さんがセンターを務める新曲「心のプラカード」が2014年8月27日に発売された。13年に総選挙で1位を獲得した指原莉乃さんがセンターだった「恋するフォ―チュンクッキー」と同様、誰でも踊れることを意識した楽曲だ。

   似たコンセプトの曲のどちらが売り上げで勝るのか、指原さんと渡辺さんのファンに注目されていたが、初日の結果は「プラカード」が「恋チュン」を超えられず、指原さんが勝利した。

「恋チュン」と約20万枚差

指原さん(左)と渡辺さん(右)
指原さん(左)と渡辺さん(右)

   「プラカード」は昭和ディスコをイメージした楽曲で、ミュージックビデオはメンバーが一般エキストラと静岡市の次郎長通り商店街で踊るという内容だ。「恋するフォーチュンクッキー」と同じく老若男女が親しみやすいようにゆっくりとしたテンポで、振り付けは簡素になっている。振り付けはアニメ・妖怪ウォッチの「ようかい体操」と「ゲラゲラポーのうた」などを手掛けたラッキィ池田さんが担当した。

   選抜総選挙で1位を獲得したメンバーへの「ご褒美」という位置づけで、似たようなコンセプトの楽曲のため、ファンの間でその売り上げに注目が集まっていた。渡辺さん自身は6月23日のCM発表会で「プラカード」について、

「去年のフォーチュンクッキーがユーチューブなどを通して世界的に歌って踊っていただいたので、それに負けないくらい、今年も盛り上がればいいなと思って、すごく気合が入っています」

と発言していた。

   一方の指原さんはファンから寄せられた「恋チュンに勝てるかな?俺は恋チュンの方が好きだなー」という発言に対して、「勝つとか負けるとかないよ! どっちも愛されたら素敵だね」というツイートをしていた。

   接戦になるのではという見方もあったが、ふたを開けてみると結果は大きく差が開いた。オリコンの発表によると「プラカード」初日売り上げは87.2万枚。「恋チュン」の初日は109.6万枚だったので、約20万枚の差がついたことになる。

「まゆゆが落ち込まないといいけど」

   結果を受けて2ちゃんねるでは、

「これじゃ指原に惨敗じゃないか」
「まゆゆが落ち込まないといいけど」
「まゆは恋チュンに勝ちたいって言ってたけど、どうすんのこれ?」

といった書き込みがされている。

   渡部さんファンの漫画家・小林よしのりさんは、「発売初日に全タイプ買う意欲は久々だ。導入、目を瞑ったまゆゆがいきなり愛おしい」とCD購入ブログで報告し、「『恋チュン』にコンセプトが似過ぎている」としながらも、

「わしはまゆゆがセンターなら自己暗示にかけてでも好きになる努力をするから、何度も聴いてるうちに良く思えてきた。『心のプラカード』最高!!」

と書いている。

   初日は指原さんの「恋チュン」が勝利したが、ファンが楽曲に合わせて踊る映像を公式で受け付ける企画「心のプラカード ビデオアワード」を実施中で、今後話題が広がって売り上げが変動する可能性もある。

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