尾木ママ「子どもの学力を奪い誤魔化すことに」と危惧
こうした実態に激怒しているのが、「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹・法政大教授だ。「子どもたちに対しては『教育犯罪』そのものです!!」と強い口調で27日のブログに書いた。
「子どもに詐欺の正当性を教え、お金でなんでもできるという歪んだ価値観を教えることになります。子どもの学力を奪い誤魔化すことになりますね」と語る。「親も親ですね…」と依頼する親たちにもあきれている。
また、宿題代行サービスに従事している大学生には、「このような『教育詐欺』への加担からすぐに撤退してください!」と訴えた。「読書感想文の原稿用紙1枚が、どうして中3で、5500円もするのですか!?四~五枚代筆すれば、それだけで三万円近く!これは大学教授の水準をはるかに超えた暴利ですよ」として、「勇気を奮って撤退してくださいね…尾木ママ、信じていますよ」と締めくくった。
尾木ママの指摘には、
「業者を頼り丸投げして子供は一体何を学ぶんでしょうね」
「代行してやってもらったことは、子供の身になーんにもつかないですよね」 「お金使う前に頭使って欲しいです」
と賛同する声が多い。