「ガンダム Gのレコンギスタ」第2話に注目してほしい
オタクだけが喜ぶかわいらしい声、というのは萌え系アニメ定番の甘えて媚びるような幼女のような声を指しているようだ。ただしこうした声は萌え系アニメに限らず今ではアニメに欠かせないものになっていて、この声に癒される声優ファンは多い。そのためネットでは、これが「声豚」「萌え豚」と称される声優オタクの反発を招いてしまい、
「ばーか」
「誰だこのハゲ。老人はさっさとしねよ」
「アニメなのだから、アニメらしい声であてるのは当然だろ。演劇を演劇の声でなく、地声でやるか?歌を地声で歌うか?弁えろよ老害」
などと富野監督を激しく蔑む罵詈雑言がネット上に出ることになった。もっとも、
「正論。ゲームもアニメも萌え豚どもに汚染されすぎ」
「今はアイドルになり損ねた奴が作った声で媚びてるだけだからな。女も男も似たような萌え声イケメン声ばかり」
「実際、今のアイドル声優(笑)はマジでいらねーと思う。すごい下手」
などと富野監督の考えを支持する意見も多く、この両者の論争がネット上で続いている。富野監督はインタビューで、声優については「ガンダム Gのレコンギスタ」の第2話に注目してほしいと話している。声優の嶋村侑さんがヒロインのアイーダを演じていて、嶋村さん演じるアイーダに変化が起こるのだという。今回のネット上の論争に決着がつく瞬間なのかもしれない。