「HERO」女性検事演じる、人気急上昇吉田羊 素顔は「たこ焼き食いまくり」に「くいだおれ太郎のマネ」

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   SMAPの木村拓哉さんが主演する、フジテレビ系の連続ドラマ「HERO」が大人気だ。初回視聴率26.5%と好スタートを切り、第6話までの平均視聴率も今期の連ドラで唯一20%を超えている。

   ドラマの舞台「東京地検城西支部」の個性的な顔ぶれも人気の理由の一つだが、中でも女性検事・馬場礼子が注目を浴びている。クールビューティーな役柄だが、演じている女優の吉田羊(よしだ・よう)さんの素顔がなかなか面白いのだ。

大学3年生で演劇の世界へ

   馬場礼子は、いつもピシッと分けた黒髪にきっちりした服装で登場する。気が強くてプライドが高く、とりわけ男性には厳しく接する。取り調べも容赦なく冷淡な女性なのかと思いきや、ひとたび酒が入ると周囲の人々にしつこく絡んでしまうお茶目な一面もある。

   役柄に加え、演じる吉田さんのキリッとした顔つきもあいまって「クールビューティー」の印象が強いが、自身はかなり「ノリがいい」ようだ。

   吉田さんは福岡県出身。大学3年生で初舞台を踏み、演劇の世界に入った。2001年に劇団「東京スウィカ」を旗揚げし、舞台を中心に精力的に活動してきた。

   07年に昼ドラ「愛の迷宮」(フジテレビ系)でテレビドラマデビューしてからは多くのドラマ、映画にもバイプレーヤーとして出演するようになり、今回「HERO」に主要メンバーの1人として抜てきされたことで一気に知名度を上げた。

額に1万円札を貼って京都タワーを歩く

   そんな吉田さんに、「役者魂.jp」というサイトが12年10月にインタビューしているのだが、特技の欄に「博多弁」「ピアノ」に加え、「動物の鳴きまね」と書いてある。

   「放牧日記」という名前の公式ブログを見てみると、8月1日に「整いました。」というタイトルで、「東京タワーと掛けまして島倉千代子と解く その心は『東京だよ、おっかさん』ひつっちです」と、なぞかけでおなじみの芸人・ねづっちさんを意識したブログを投稿している。

   8月18日には「自宅の冷蔵庫のドアが勝手に開いてしまうのでいたずら防止のロックを付けた」として、「まさか、独身の我が家にこれを買う日が来ようとは。これでもう、勝手にドアは開けさせねーよ。我が家だけに」と、お笑いトリオ「我が家」のネタを取り入れるなど、ユーモアたっぷりだ。

   YouTubeには仕事で行った大阪と京都で町歩きした動画をアップしている。大阪では「お腹いっぱいだ」と言いながらたこ焼き店を4軒、串カツ店を2軒はしごしたり、「テケテンテンテンテン」と歌いながらくいだおれ人形の真似をしたり、街中でスキップしながら歌ったりと、自由奔放な姿を見せた。京都ではマネージャーから1万円の小遣いをもらってはしゃぎ、額に1万円札を貼り付けて京都タワー内を歩いていた。「HERO」で見せる「クールビューティー」の面影は微塵も感じられない。

   吉田さんは8月22日、29日放送の「バナナマンの決断までのカウントダウン」(フジテレビ系、23時~)に2週にわたって出演する。民放のバラエティー番組に単独出演するのは初めてとのことで、面白い話が聞けそうだ。

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