ステータスコードは正常示す「200 OK」
HTTPステータスコードとはWebサーバーからのレスポンスの意味を表現する3桁の数字からなるコードで、たとえば、ドキュメントが見つからない場合は「404 Not Found」、サーバー内にエラーが発生している場合は「500 Internal Server Error」等の表示になるのが一般的である。
ところが、あるツイッターユーザーが橋本事務所サイトのステータスコードを確認したところ、正常にアクセスできていることを意味する「200 OK」。記者が確認しても同じ結果だった。また、画像フォルダや画像にも問題なくアクセスできていた。
これらを細かく検証して「全然サーバーは混雑していなく、正常に転送できていました」などと指摘するブログも登場し、「HP偽装疑惑」はネット上で瞬く間に広がった。
インターネット上には、
「苦情メールが殺到したから居留守かな かっこわりー」
「恥の上塗りだけど、どうするの?」
「只今アクセスが集中しており、ページを表示させたくありません。ほとぼりが冷めて皆さんが例の件に興味を失った頃に、アクセスいただきますようお願いいたします。これなら正しいんだけどな」
などという批判的なコメントが相次ぎ投稿された。
なぜ自前で表示不可のページを用意したのか、理由は定かではない。橋本事務所に事情を問い合わせたが、返答はなかった。その一方、返答を待っている間にサイトの表示メッセージが下記のように変わった。
「現在、メンテナンスを行っています。公開に向けての準備を行っております。ご迷惑をおかけしております」
(22日16時40分追記)橋本聖子事務所はサイトの表示について
「21日未明、アクセス多重のため、サーバーがダウンしました。その後、一度復旧させましたが、急激なアクセス集中が続き、再発を防ぐため、負荷を軽減する表示に切り替えております」
と説明した。なおサイト復旧の予定については「サーバーへのアクセスが安定次第」としている。