記念写真の撮影は日常的
だがその一方で、田母神氏を擁護する声も少なくない。
日頃から講演会などを頻繁に行っている田母神氏であれば、多くの人に出会い、写真撮影を求められる機会も多々あるだろうから、「覚えていない」というのが本当のところではないかというわけだ。
実際、忘年会を行った団体の中心人物であるCS放送「日本文化チャンネル桜」代表の水島総氏は、湯川さんについて
「後にも先にもお会いしたのはこれ1回きりで、彼のことはよく知りません。田母神さんも同じでしょう。正直、ネットで写真を見て、驚いています」
と東京スポーツ(20日付)にコメントしている。
ただし、湯川さん自身は忘年会の翌月、田母神氏の演説会の手伝いを買って出た際のことをブログで報告している。これが本当であれば、このときにも会っていた可能性はあるが、しっかり認識されるほどの関係を築いていたかは分からない。
そうした事情を察してか、ネット上には
「明らかにとばっちり受けてる田母神氏に同情せざるを得ない」
「あまたの支持者の一人が海外で拘束されたからといって責任論だされたらたまったものではない」
などといった同情論も出ている。