難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者を支援しようと、バケツに汲んだ氷水をかぶるキャンペーンが世界に広がっているが、この発案者のひとりが海でおぼれて死亡したと、米メディアが2014年8月20日までに伝えた。
米紙ボストングローブ電子版によると、この人物はコーリー・グリフィンさん(27)。ALS患者で友人のピート・フレーツさんと協力して、ALS支援のために「寄付をするか、氷水をかぶってその動画をインターネット上に公開するか」というユニークなキャンペーンを始めた。
グリフィンさんは米時間8月16日、マサチューセッツ州ナンタケット島を訪れ、ALS患者への義援金10万ドル(約1000万円)の調達に成功したが、その夜遅くに同島の海岸で飛び込みをしたところ、おぼれて死亡したという。